ポロシャツの襟を立てるのが、ダサいと思われないか気になる方もおられるのではないでしょうか。しかし、襟を立てるのは、首元をスッキリと見せる効果があり、洗練されたフォーマルな印象を与えられる方法です。
本記事では、ポロシャツの襟を立てるのがダサいのかという疑問や、ダサくなる理由を解説します。また、おしゃれに見せるコツ、よくある質問なども解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポロシャツの襟を立てるのはダサい?
襟を立てるのに対するネガティブなイメージを持つ人も多いですが、実際はスタイリッシュで洗練されたファッションです。イギリスの上流階級の間では、ドレスコードとして普及した歴史もあります。
また、タキシードやフォーマルなジャケットに合わせると、顔周りのシルエットが引き締まり、首を長く見せる効果もあります。さらに、襟を立てれば、洗練された大人の雰囲気を醸し出し、上品な印象を与えられる点もメリットです。
ポロシャツの襟立てがダサくなる理由は3つ
次は、ポロシャツの襟立てがダサくなる理由について解説します。
- ボタンの開けすぎ
- デザインに合っていない
- ボトムスに合っていない
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.ボタンの開けすぎ
襟を立てるスタイルは、首元を引き締めて見せる効果がありますが、ボタンの開け方には注意が必要です。すべてのボタンを留めると、首元が詰まった印象になり、見た目が重たく感じられます。
さらに、第2や第3ボタンまで外すと、カジュアルすぎる印象を与えてしまうため、第1ボタンだけを外すのが理想的です。これにより、首元がすっきりとした印象になり、スタイリッシュで清潔感のある見た目を演出できます。
2.デザインに合っていない
ポロシャツはカジュアルなファッションアイテムとして人気がありますが、デザインや色選びには気を付けなければなりません。
- 丸襟のポロシャツ
丸襟はやわらかく、カジュアルな印象を与えるが、このタイプの襟を立てるのは、全体の調和を損ねる可能性がある。襟立てが似合うシャツは尖った襟や小振りの襟、イタリアンカラーなど、より洗練されたデザインのもの
- 大きなロゴや派手な柄が入っている
これらのポロシャツはコーディネートが難しくなるため避けた方が無難、どのようなスタイルにも合わせやすい無地のものやワンポイントの刺繍があるものがおすすめ
- 色合い
ホワイトやネイビー、ブルーなどの落ち着いたカラーが基本的に合わせやすい。また、淡いピンクなどの優しい色も、夏の季節には爽やかな印象を与えられる
3.ボトムスに合っていない
ポロシャツの襟立ては、フォーマルなイメージがあるため、チノパンや細身のパンツが最適です。これらのボトムスを選べば、襟立てのポロシャツと自然に調和し、洗練された印象を与えられます。
一方で、ダメージデニムや極端にカジュアルなボトムスを選ぶと、全体のバランスが崩れ、フォーマルな襟の立て方と矛盾したスタイリングになりがちです。さらに、太めのデニムやカジュアルすぎる素材は、襟立てポロシャツの上品さを損ねる要因となります。
ポロシャツの襟立てをおしゃれに見せるコツは3つ
次は、ポロシャツの襟立てをおしゃれに見せるコツについて解説します。
- 清潔感をキープする
- 体型に合うポロシャツを選ぶ
- 襟の形はシンプルなものを選ぶ
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.清潔感をキープする
襟部分は首に触れ汗や皮脂が付きやすく、簡単によごれや黄ばみが発生するため、襟のケアに注意を払う必要があります。襟が汚れた場合は、すぐに洗濯してよごれを落とすようにしましょう。
よごれが付着したまま長時間放置すると、襟が黄ばんでしまい、全体の見た目にも悪影響をおよぼします。さらに、洗濯時にはポロシャツをネットに入れると、ほかの衣類との接触による摩擦を減らし、襟の形状崩れを防ぎます。
また、乾燥機の使用は襟の形を損ねる原因となるため、自然乾燥が望ましいです。襟の形をキープするためにも、洗濯後は襟部分を軽く引っ張り形を整え、フラットに干しましょう。
2.体型に合うポロシャツを選ぶ
肩幅や胸囲にフィットするポロシャツを選び、丈はおへその3〜5cm下でお尻を軽く覆う長さが理想的です。襟の形やサイズにも注意が必要で、顔の大きさや形に合ったものを選ぶようにしてください。
たとえば、小顔の人が大きな襟を立てるとバランスが悪く見えるため、避ける必要があります。試着して全体のシルエットを確認し、自分に最適なポロシャツを見つけましょう。
3.襟の形はシンプルなものを選ぶ
独自のデザインを持つ襟のポロシャツも存在しますが、視覚的に目立つため、襟を立てて着る用途には不向きである場合が多いです。シンプルな形状の襟は、さまざまなシーンで使いやすく、スタイリングも容易です。
さらに、立てた状態でも形が崩れにくく、全体のバランスを保ちやすくなります。そのため、シンプルな襟を選ぶのが無難であり、見た目もすっきりとした印象を与えられます。
ポロシャツ襟を立てるでよくある3つの質問
最後に、ポロシャツ襟を立てるでよくある質問について紹介します。
- 質問1.立ち襟が似合うポロシャツとは?
- 質問2.立て襟の作業着が人気の理由は?
- 質問3.ポロシャツを作業着に選ぶメリットは?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.立ち襟が似合うポロシャツとは?
立ち襟が似合うポロシャツを選ぶ際は、台襟付きのモデルがおすすめです。台襟とは襟の下に付いている帯状の部分で、襟が自然に立ち上がるようにサポートする役割があります。
台襟があると、ポロシャツの襟元がしっかりと立体的に保たれ、フォーマルな印象を与えられます。また、台襟付きのポロシャツは一日中きちんとした見た目を演出できるため、ビジネスシーンでもおすすめです。
質問2.立て襟の作業着が人気の理由は?
立て襟の作業着が人気の理由は、その見た目のスタイリッシュさが大きく影響しています。立て襟のデザインはシルエットが引き締まり、作業着でありながらも洗練された印象を与えられます。
これにより、プロフェッショナルな雰囲気を醸し出すことが可能です。また、立て襟の作業着はさまざまなスタイルにマッチしやすく、ほかの作業服と比べてもファッション性が高いです。こうした見た目のよさが、機能性と相まって多くの作業者に支持される理由になっています。
質問3.ポロシャツを作業着に選ぶメリットは?
綿100%のポロシャツを作業着として選ぶメリットは、以下のとおりです。
- 通気性
綿素材の中空構造によって空気が流れやすく、暑い季節でも蒸れにくい
- 吸水性
汗を効率的に吸収し、気化熱の効果で体温の上昇を抑えるため、快適に作業ができる
- 肌触り
敏感肌の人や小さな子どもでも安心して着用できる。やわらかく滑らかな肌触りは、長時間の作業でも肌に優しく、ストレスを感じさせない
- 耐久性
綿は水や摩耗に強く、洗濯やアイロンの熱にも耐えられるため、頻繁に洗濯する作業着としても適している
なお、ポロシャツの作業については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:ポロシャツを作業着で着る3つのメリット|選び方のポイントや素材ごとの特徴を徹底解説!
まとめ
本記事では、ポロシャツの襟を立てるのがダサいのかという疑問や、ダサくなる理由、おしゃれに見せるコツについて解説しました。
ポロシャツの襟を立てると、顔周りのシルエットが引き締まり、首を長く見せる効果があります。しかし、ボタンの開けすぎや派手なデザイン、ボトムスが合っていないと、おしゃれに見えないため注意しましょう。
また、正しい洗濯方法で清潔感を保ち、自分の体型や顔の形にあったものを選ぶようにしてください。なかには、襟の形が個性的なものもありますが、シンプルなものの方が合わせやすいのでおすすめです。
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