ポロシャツと上着を組み合わせても大丈夫か心配な方もおられるのではないでしょうか。カジュアルな印象のポロシャツと、きちんと感のある上着をうまく組み合わせれば、バランスの取れたコーディネートが完成します。
本記事では、ポロシャツに上着(ジャケット)を着ても大丈夫か、組み合わせる場合のポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポロシャツに上着(ジャケット)を着ても大丈夫?
ジャケットのインナーとして、一般的にワイシャツやTシャツが選ばれますが、ポロシャツを取り入れるのも1つの方法です。
ポロシャツは、Tシャツよりもフォーマルな印象を与えつつ、ワイシャツほど堅苦しくないため、ビジネスカジュアルの場面においては適しています。
しかし、適切なポロシャツを選ばないと、全体のバランスが崩れる可能性があります。このため、ジャケットやスラックスと調和するデザインや素材選びにより、全体のスタイルに統一感を持たせるのがおすすめです。
ポロシャツと上着(ジャケット)を組み合わせる場合のポイントは5つ
次は、ポロシャツと上着(ジャケット)を組み合わせる場合のポイントについて解説します。
- ポロシャツの柄はシンプルなものにする
- ドレッシーな素材感のものを選択する
- ポロシャツの襟に注意する
- 素材や見た目の印象を合わせる
- ジャストサイズのポロシャツを着用する
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.ポロシャツの柄はシンプルなものにする
ジャケットに合わせるポロシャツは、無地や落ち着いた色合いのものがおすすめです。とくに、派手な柄やカラフルなデザインのポロシャツは避けましょう。
シンプルなデザインのものを選べば、全体の印象がすっきりとまとまって、バランスの取れたコーディネートが実現します。また、ビジネスシーンでは、ベージュやブラック、ネイビーなどの控えめなカラーを選ぶと、落ち着いた印象を与えながらも品のよさを演出できます。
2.ドレッシーな素材感のものを選択する
ビジネスシーンでポロシャツをジャケットに合わせる場合、上品な光沢のあるポロシャツを選ぶと、フォーマルな印象になります。なめらかな質感のものはドレッシーさを引き立て、ジャケットとの相性も抜群です。
また、快適な着心地を重視する場合、コットンが多く含まれている素材を選ぶのがおすすめです。これにより、一日中着用しても心地よさを保ちながら、ビジネスにふさわしいきちんとしたスタイルを実現できます。
3.ポロシャツの襟に注意する
「台襟」が付いているポロシャツは、ワイシャツのように襟がしっかりと立ち、フォーマルな印象を与えられます。台襟は、首元に沿って立体感を持たせると、ジャケットとの相性がよく、ノーネクタイでもきちんと感を保てます。
これにより、カジュアルさとフォーマルさのバランスが取れ、幅広いビジネスシーンで活躍する着こなしが可能です。
4.素材や見た目の印象を合わせる
ドレッシーなジャケットに対して、スポーティーなポロシャツを合わせるとアンバランスな印象になってしまうため、避けるべきです。ポロシャツには、綿やポリエステルの混紡を使用している場合が多いため、この点に注意してください。
もし、ジャケットに光沢がある場合は、ポロシャツも同じく光沢のある素材を選ぶと全体の統一感を保てます。コーディネート全体のバランスを意識して選びましょう。
5.ジャストサイズのポロシャツを着用する
カジュアルな場面ではゆったりとしたサイズも選ばれますが、仕事場では体にフィットしたジャストサイズが適しています。ポロシャツを選ぶ際には、肩幅や着丈、胴回りのフィット感がポイントです。
着丈が長すぎるとだらしない印象を与えてしまうため、お尻に軽くかかるくらいの長さが理想的です。また、胴回りは、体のサイズに10cmほどの余裕を持たせると、洗練されたシルエットを保てます。
なお、ポロシャツのベストな着丈については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:ポロシャツのベストな着丈とは?サイズ選びのポイントやサイズの測定方法を徹底解説!
ポロシャツ 上着でよくある3つの質問
最後に、ポロシャツ 上着でよくある質問について紹介します。
- 質問1.ビジネスシーンでポロシャツを着る場合の注意点は?
- 質問2.ポロシャツとジャケットを上手に組み合わせる色選びのコツは?
- 質問3.タックインとタックアウトの目安は?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.ビジネスシーンでポロシャツを着る場合の注意点は?
ビジネスシーンでポロシャツを着用する際は、前ボタンの扱いに注意が必要です。基本的には一番上のボタンだけを外すようにし、2つ以上のボタンをあけるのは避けましょう。肌の露出が増えるとカジュアルすぎる印象を与えてしまうためです。
また、ポロシャツが薄手の場合は、透け感にも配慮しなければなりません。インナーを着用すれば、透けるのを防ぎつつ、汗染み対策にもなります。ビジネスシーンでは、このような細部の配慮が欠かせません。
質問2.ポロシャツとジャケットを上手に組み合わせる色選びのコツは?
色選びのコツとして、白やネイビーなどのモノトーン系カラーでまとめると、洗練された印象となります。たとえば、黒のセットアップにネイビーのポロシャツを合わせると、シンプルながらスタイリッシュなコーディネートが完成します。
また、グレーのパンツに白のポロシャツ、ネイビーのジャケットといった3色の配色もバランスよくまとまるため、おすすめです。色選びに迷う場合は、セットアップと異なるモノトーンのポロシャツを組み合わせるのが簡単な方法です。さらに、バッグやベルトなどの小物も同系色で揃えると、より統一感が出て、完成度が高まります。
質問3.タックインとタックアウトの目安は?
クールビズスタイルでは、ノーネクタイでノージャケットの場合、ビズポロをタックインするのが一般的です。これは、ビジネスシーンでのきちんとした印象を保つためです。
一方、オフィスカジュアルの職場では、タックアウトでも問題ありません。ビジネスカジュアルの場面では、訪問先でのマナーを意識して、ジャケットとパンツを基本にしたスタイルが求められます。
また、社内業務中心のオフィスカジュアルスタイルでは、タックアウトが最適です。
なお、ポロシャツのタックインとタックアウトの目安については、こちらの記事で解説しています。
関連記事:【シーン別】ポロシャツのタックインとタックアウトの目安|選び方のポイント徹底解説!
まとめ
本記事では、ポロシャツに上着(ジャケット)を着ても大丈夫か、組み合わせる場合のポイントをご紹介しました。
ジャケットのインナーとして、一般的にワイシャツやTシャツが選ばれますが、ポロシャツを取り入れるのも1つの方法です。しかし、適切なポロシャツを選ばないと、全体のバランスが崩れる可能性があります。
ポロシャツにジャケットを合わせる際は、ポロシャツはシンプルな柄のものを選び、素材感はドレッシーなものが理想的です。台襟がある場合は、首元に沿って立体感を持たせると、ジャケットとの相性がよく、ノーネクタイでもきちんと感を演出できます。
さらに、素材や見た目の印象を合わせて、ジャストサイズのポロシャツを選びましょう。
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