ストレッチ素材の着心地の良さは、その伸縮性にあります。本記事では、ストレッチ素材の基本から、ポリウレタンやPTT繊維といった代表的な種類、さらに気になる洗濯方法や選び方のポイントまで、解説します。ローストレッチの特徴やメリット・デメリットもご紹介します。日々の生活を快適にするストレッチ素材の知識を深めましょう。



ストレッチ素材とは?

ストレッチ素材は、伸縮性に富んだ生地の総称であり、衣類に快適なフィット感をもたらす特長があります。特に、ポリウレタン弾性繊維であるスパンデックス(旧ライクラ)は、高い伸縮性と回復性を持ち、多くの衣料品に活用されている素材です。
スポーツウェアやインナーウェアはもちろん、動きやすさを求めるスーツやカジュアルウェアにも幅広く採用されています。さらに、近年ではより機能性を高めたストレッチ素材が開発されており、通気性や耐久性を兼ね備えた製品も増えています。

ストレッチ素材の機能性

ストレッチ素材最大の特長は、その伸縮性と反発性にあります。以下に2つの特長を紹介します。
伸縮性
ストレッチ素材は、柔軟性に優れた生地で、身体の動きにしなやかに対応します。そのため、運動時の負担を軽減し、長時間の着用でも快適な状態の保持が可能です。
さらに、この素材は伸縮性があるため、多様な体型にフィットしやすく、さまざまな人にとって着心地の良い選択肢となります。スポーツウェアやカジュアルウェアなど、動きやすさを重視した衣類に広く使用されており、快適さと機能性を兼ね備えた素材として人気があります。
反発性(キックバック)
ストレッチ生地には、伸縮性だけでなく、元の形に戻る力(キックバック)も備わっています。この特性により、衣類が型崩れしにくく、美しいシルエットの維持が可能です。
特に、日常的に着用するアイテムでは、この反発性が快適なフィット感を長持ちさせる重要な要素となります。しかし、長期間の使用や繰り返しの洗濯によって、徐々に生地の弾力性が低下し、キックバックの力も弱まっていきます。
そのため、適切なケアが衣類を長持ちさせるポイントとなるでしょう。

ストレッチ素材の種類3つ

ストレッチ性を実現するために、様々な素材が用いられています。ここでは代表的な素材を3つご紹介します。
1.ポリウレタン繊維
ポリウレタンは、ストレッチ素材の主要な原料として広く使用されている合成繊維です。もともとドイツで開発され、天然ゴムに似た高い伸縮性を持ちながら、より細く、染色が可能である点が特徴です。
衣類の軽量化にも貢献し、コットンやポリエステルなどと混紡すれば、多様な用途に適した生地が作られます。特に、水着やスポーツウェア、スーツなど、動きやすさや耐久性が求められるアイテムに適しています。
ただし、ポリウレタンは紫外線や湿気、温度変化に弱く、時間とともに劣化しやすい性質があるため、適切なケアが必要です。
2.PTT繊維
PTT繊維は、ポリエステル系の合成繊維の一種で、分子構造がバネのようになっているため、高い弾力性と回復性を持つのが特徴です。一般的なPET繊維と異なり、柔軟性がありながらも型崩れしにくく、洗濯後もシルエットを維持しやすい特性があります。
また、紫外線による劣化が少なく、耐久性に優れている点もメリットの一つです。衣類だけでなく、カーペットやクッションなど、幅広い製品に活用されており、環境に配慮した素材としても注目されています。
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3.サイドバイサイド型複合繊維
サイドバイサイド型複合繊維とは、異なる収縮率を持つ2種類のポリマーを組み合わせた繊維です。この繊維は、熱処理を加えるとらせん状の捲縮が発現し、ストレッチ性や弾力性を備えた構造になります。
高収縮ポリマーと低収縮ポリマーを並列に配置すれば、繊維に自然な膨らみや柔らかさが生まれます。使用するポリマーの種類によって、耐久性や風合い、染色性などの特性が変わるため、用途に応じた最適な組み合わせが可能です。衣類だけでなく、幅広い製品に活用されています。

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ローストレッチとはでよくある3つの質問

ストレッチ素材は私たちの生活に欠かせないものとなっていますが、その特性ゆえに疑問を持つ方も少なくありません。ここではよくある3つの質問について解説します。
質問1.ストレッチ素材を洗濯する際の注意点は?
ストレッチ素材の衣類を長持ちさせるためには、適切な洗濯方法を知っておいてください。まず、衣類に付いている洗濯表示を確認し、推奨される洗い方を守ることが基本となります。
洗濯機で洗えるものは、ダメージを防ぐために洗濯ネットを使用し、できるだけ優しい洗濯コースを選びましょう。特にポリウレタンを含む素材は、水を含んだ状態で強い遠心力を受けると伸びやすく、元に戻らなくなるので注意が必要です。
さらに、漂白剤などの強い洗剤を避ければ、生地の変色や劣化を防ぎます。
質問2.ストレッチ素材の寿命は?
ストレッチ素材の主成分であるポリウレタンは、使用状況によって異なりますが、一般的に2〜3年程度が寿命とされています。お気に入りの衣類をできるだけ長持ちさせるためには、正しいお手入れ方法を知り、適切に管理してください。
特に、高温や湿気、紫外線の影響を受けやすいため、直射日光を避け、風通しの良い場所で保管すれば劣化を防げるでしょう。また、洗濯時には優しい洗剤を使用し、過度な摩擦や強い脱水を避ければ、素材の寿命を延ばせます。
質問3.ストレッチ素材のデメリットは?
ストレッチ素材に多く使用されるポリウレタンは、優れた伸縮性を持つ一方で、劣化しやすいという欠点があります。一般的に3〜5年程度で劣化が進み、空気や紫外線に触れることで化学反応を起こし、徐々に伸縮性を失ってしまいます。
さらに、熱や油、薬品にも弱く、適切なケアを怠ると繊維が切れ、生地の表面に飛び出してしまうでしょう。また、ポリウレタンは静電気を帯びやすい性質があり、ナイロンなど帯電しやすい素材と重ね着すると、静電気が発生しやすくなるため注意が必要です。

まとめ

ストレッチ素材について、その機能性や種類、洗濯方法、寿命、デメリットといった様々な疑問にお答えしました。それぞれの特性を理解し、適切な洗濯方法を選ぶことで、ストレッチ素材の衣類を長く快適に着用できます。
なお「小倉屋」では、老舗の総合ユニフォームメーカーとしてこだわり抜いたユニフォーム用のポロシャツをプレゼントしています。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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