ポロシャツを着用する際に、インナーを着用するかしないかで迷う方もおられるのではないでしょうか。とくに、真夏の暑い日に汗染みを防ぐためには、インナーの着用が欠かせません。
本記事では、ポロシャツの下にインナーを着るべき理由やインナー選びのポイントについて解説します。また、ポロシャツ向きのネックラインについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポロシャツの下にインナーを着るべき理由は3つ
まず、ポロシャツの下にインナーを着るべき理由について解説します。
- 汗を吸収してくれる
- 体のラインが目立ちにくくなる
- ポロシャツを保護できる
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.汗を吸収してくれる
ポロシャツを着る際には、インナーを併用するようにしましょう。とくに、真夏の暑い日や人混みのなかでは、大量に汗をかきがちです。このとき、インナーを着用していれば、汗を吸収してくれるため、ポロシャツの生地が汗で濡れるのを防いでくれます。
しかし、ポロシャツ一枚だけでは、胸や背中、脇の汗が目立ちやすくなり、汗染みができやすいです。これにより、見た目が悪くなるだけでなく、清潔感も損なわれます。このため、清潔で爽やかなポロシャツスタイルを保つためには、インナーの着用がおすすめです。
2.体のラインが目立ちにくくなる
オフホワイトや薄い色のポロシャツを一枚で着ると、体のシルエットが目立ち、男性の場合は肌や乳首が透けて見える場合があります。これは、汗をかいたり雨で濡れたりすると、ポロシャツが肌に密着してさらに顕著になります。
この問題を防ぐためには、ポロシャツの下にインナーを着用するのが効果的です。インナーが厚手であれば、体のラインが目立たなくなり、透け防止にもなります。
3.ポロシャツを保護できる
ポロシャツを清潔に保ち、長持ちさせるためには、インナーの着用が欠かせません。インナーは汗や皮脂を吸収し、これらの成分がポロシャツに付着するのを防止します。
とくに、暑い季節には汗をかきやすいため、インナーの着用が一層効果を発揮します。このように、ポロシャツのよごれや変色を避けるためには、インナーの着用が不可欠です。
ポロシャツの下に着るインナーを選ぶポイントは3つ
次に、ポロシャツの下に着るインナーを選ぶポイントについて解説します。
- 色
- 袖の長さ
- 素材
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.色
インナーを選ぶ際は、色選びが重要なポイントです。とくに、ポロシャツと組み合わせる場合は、色の組み合わせに注意してください。
まず、白のインナーは定番であり、どのようなポロシャツとも相性がよいですが、場合によっては肌が透ける場合があるため、注意が必要です。グレーや黒のインナーは透け対策に優れており、汗染みも目立ちにくいですが、白いポロシャツには不向きです。
一方、ベージュのインナーは肌の色に近いため、白シャツやデザイン入りのポロシャツとも違和感なく馴染みます。このように、ポロシャツとの相性や透け感などに注意して、インナーを選ぶようにしてみてください。
2.袖の長さ
ノースリーブのインナーはどのようなポロシャツにも合い、インナーのラインも見えにくいため人気があります。ただし、脇汗を吸収しにくい点には注意が必要です。
また、半袖のインナーの場合は、袖丈が上腕付近に来るものを選ぶと、ポロシャツの袖から見えにくくなります。次に、5分袖や7分袖などの長めのインナーは、ポロシャツの袖からインナーが見えてしまうため、ビジネスシーンでは控えたほうが無難です。
3.素材
インナーは素材選びも重要な要素であり、選ぶ素材によって快適さや機能性が大きく異なります。通気性がよく肌に優しい綿素材は、普段使いや肌が敏感な方におすすめです。
また、速乾性の高いポリエステル素材は、スポーツや真夏の暑い日に汗をかいてもすぐに乾くので快適です。さらに、ナイロン素材は弾力性があり、身体にフィットして動きやすいのが特徴で、シワになりにくく洗濯後も型崩れしません。
それぞれの素材には独自の特徴があるため、使用シーンに合わせて適切なインナーを選ぶようにしてください。
なお、ポロシャツに使用される主な素材については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:ポロシャツに使用される主な素材は5つ|生地との違いや着用シーンについても解説します!
ポロシャツ向きのネックラインは3パターン
次に、ポロシャツ向きのネックラインについてご紹介します。
- クルーネック
- Vネック
- Uネック
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.クルーネック
クルーネックは、Yシャツやポロシャツのインナーとしてよく利用される定番のスタイルです。丸首のデザインは、Tシャツの首元に似ており、首元までインナーが覆われているため、シャツの上からも首元や胸元が透けにくい特徴があります。
なお、ポロシャツのインナーとして着用する場合は、第一ボタンを閉めないとインナーが見えてしまう可能性があるため、派手な色のインナーは避けるようにしましょう。
2.Vネック
Vネックのインナーは、ポロシャツの下に着るのに適しています。このデザインは首から胸にかけて深く切れ込みがあり、ポロシャツのボタンを開けたスタイルでも外から見えにくいというメリットがあります。
とくに、夏のクールビズスタイルでネクタイを省略する場合や、ポロシャツをビジネスカジュアルに着こなす際に、このVネックのインナーは快適さと見た目のバランスを保つのに最適です。
3.Uネック
Uネックは、クルーネックよりも首元が広く開いたデザインで、Vネックの鋭角さを持たないやわらかなラインが特徴です。細身のカットソーによく見られ、さまざまなコーディネートに取り入れやすい点が魅力です。
また、ポロシャツのインナーとしても適しており、ボタンを開けても襟元から見えにくいため、スタイリッシュに着こなせます。首元の汗が気になるVネックと比べて、Uネックは快適さを保ちながら、シンプルで洗練された印象を与えられます。
ポロシャツのインナーでよくある3つの質問
最後に、ポロシャツのインナーでよくある質問をご紹介します。
- 質問1.インナー選びの注意点は?
- 質問2.ポロシャツを着こなすコツは?
- 質問3.ビジネスシーンに合うポロシャツの選び方は?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.インナー選びの注意点は?
インナーを選ぶ際には、あまり厚みのないものが適しています。とくに、ランニングシャツのような形はシルエットが際立ちやすいため注意が必要です。
また、袖口がフラットなデザインのものを選ぶと、ポロシャツの形が崩れにくくなります。さらに、無地でシンプルなデザインのインナーを選べば、ポロシャツ自体の見た目を損なわず、清潔感を保つことが可能です。
質問2.ポロシャツを着こなすコツは?
ビジネスシーンでポロシャツを着る際には、前ボタンの一番上だけを開けるようにしましょう。これにより、肌の露出を最小限に抑えられます。
また、クールビズスタイルでは、ビズポロをタックインするのが推奨されますが、オフィスカジュアルの場合はタックアウトでも問題ありません。タックアウトする際には、ジャケットの着丈より5cm程度短いインナーを選ぶとバランスがよくなります。
なお、ポロシャツのベストな着丈については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:ポロシャツのベストな着丈とは?サイズ選びのポイントやサイズの測定方法を徹底解説!
質問3.ビジネスシーンに合うポロシャツの選び方は?
ビジネスシーンにおけるポロシャツ選びでは、カラー選びが重要なポイントです。ビジネスの場では、派手な色ではなく、白やライトグレー、ベージュなどのベーシックなカラーがおすすめです。
とくに、取引先を訪問する際には、落ち着いた色合いが好まれます。また、無地でシンプルなデザインのものを選べば、カジュアルすぎずビジネスにふさわしい印象を与えられます。なお、素材もコットンや機能性あるポリエステル、レーヨンなどが人気です。
まとめ
本記事では、ポロシャツの下にインナーを着るべき理由やインナー選びのポイント、ポロシャツ向きのネックラインについてご紹介しました。
ポロシャツの下にインナーを着用すれば、複数のメリットがあります。まず、インナーは汗を吸収するため、真夏の暑い日でも汗染みを防いでくれます。また、インナーを着用すれば、肌や乳首が透けないため、体のラインも目立ちません。
なお、インナーを選ぶ際には、ベーシックな色で透けにくいものや、適切な袖のものを選ぶようにしてみてください。
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